普段の生活の中に当たり前に存在する電柱や電線は、私たちが快適な生活を送る為に必要不可欠なものです。
私も広く人々の為になる仕事をしてみたいと思い、前職で営業経験があったこともあり営業部への入社を希望しました。
所属する営業部は主に官公庁の発注する電気工事案件への入札、契約業務を行っています。
指名入札に参加するために日々の営業挨拶や、常に業界の流れを把握したり、翌年度以降の案件予定を予め知っておくための情報収集も欠かせません。
前職では自社とお客様との間でのやり取りに集中していました。
現職では1つの案件を他社と競い合わなければなりません。
自分のことだけではなく業界全体のことを知るために、新聞やニュースひとつから情報を集め、視野を広く持ち気を配ることが大切だと学びました。
ひとつの案件に入札するまでに、官公庁へ提出する指名願いの作成、参加申請書の作成、現場の技術者の手配など様々な準備が必要です。
その準備が実を結び落札に繋がった瞬間の喜びにやりがいを感じます。
決して全ての案件が落札に至るわけではありませんが、それだけに落札に至ったときの喜びはひとしおです。
入札関係の書類を提出する際、1文字の誤字によって作り直しと言われました。
しっかりと見直しをしていたはずなのに誤字があったことで自分の未熟さを感じ、たった1文字のミスを見逃さない担当者に驚きました。
現場だけではなく、関わる人間全員が完璧な仕事をしなければ一つの工事は成り立たないのだと感じました。
前職からまったく違う業種への挑戦でしたので苦労することばかりです。
業界のことをまったく知らなかったのはもちろんですが、営業のやり方や書類の作成ひとつ取っても今までとは全然方法が違うので、今でも基本的なことから勉強する日々です。
それと同時に自分の成長を感じる機会も多いので、毎日の業務を頑張ることができています。
覚えることが多いですが、そのおかげかテレビやネットで業界のニュースなどを注目して見るようになったと思います。
業界とは直接関係のないニュースも目に入るため、自分の知識が蓄積されていると感じます。
休日もしっかりと取ることができ、その時間を使い心身共に充実させることができるので、仕事へのモチベーションを保つことができます。
職場全体でフレンドリーな方が多く相談もしやすい職場です。
しかし、時に優しく時に厳しく、締めるところは締めるといった風に、決して緩いだけの職場ではなく、皆さん業務に真剣に取り組まれています。
社会人として成長するのに必要なことを学べる職場だと思います。
まだまだ分からないことが多く皆さんにご迷惑をかけてばかりです。
もっと知識を身に付け、営業としてもいち社員としても成長し、安心して業務を任せてもらえるようになりたいです。
出社
出社後、当日の業務内容を確認します。
社内連絡やメールを確認し、書類整理などの事務作業があれば優先して行います。
事務作業が落ち着き次第、官公庁への営業挨拶のため外出します。
昼休憩
外出中は引き続き営業挨拶を行います。
帰社後は書類整理などを行い、入札案件情報の整理や名刺作成などの雑務もこなします。
また、翌日の業務予定を確認し、やり残したことがないかを上司に確認してから退社します。